この週末は、とても素敵な講演会に運よく2つもいくことができて、
めったにおめにかかれない方のお話を聴くことができました。



初めてお話を伺った佐藤初女さんは、とてもおちゃめな方と思われました。
印象的だったのは、会場からでた質問をよくよんで、ピンとこなかったら、
また声にだしてもう一度全部読んで、ちゃんと受け止めてから答えていらした姿。
その答えはというと「そうですね、この方のおっしゃる通りです」の一言だったりもした。
余計な言葉を足すことはせず、あっさりと。
だけど、ちゃんとその方の質問には答えていらっしゃった。
説明してわかっていない人のために過剰にするなんてことは一切ない。
その姿に本当に学ぶところが多かった。

以下、思わずメモした初女さんの言葉を紹介したいとおもいます。

「うまくいかないとき、何事もちょっとお休みするのがいいんです。
 お魚を煮ていても7分ほど煮て、ちょっとお休みする。
 そうすると味がしみて、まろやかでやさしい出来になります。
 ちょっとお休みすると、とってもいいおこたえがでます」

「問題を解決するときには、まず相手を受け入れること。」

「一旦受け入れて、それでやっぱり今の私にはできないなぁというときは
 ちゃんと言います。『私にはできませんでした』と。
 それでも一旦受けいれておりますので、相手は安心して、また乗り越えられます」

「困難なことにぶつかっている人には、
 その人の苦手なことを選んでそれをしてみるように勧めます。
 そうすれば、苦手だから一生懸命やるし、
 コツコツと時間もかかるし、そのうちに悩みの方が消えてなくなります」

「すべてに命がある。食事をつくることは、命を最後まで活かすこと。
 食材を活かしたおいしい食事があれば、みんなニコニコ、心が満たされて
 生きる力がでてきます。少々のことはすべて抜けてしまいます。
 命をいただいて、心が育まれます」

「自分でいいと思ったことは、伝えていくのが使命」

ありがとうございました。

*************

日曜日は、かねてから応援していた
登山家の竹内洋岳さんのお話を聴ける機会に恵まれました。
昨年8000メートル峰14座を日本人で初めて制覇されたことで、
さまざまなメディアにも取り上げられていましたね。

新刊本がでましたよ。2冊も。



「真っ暗で寒い山の中で一人迷って、恐怖を感じないんですか?」
と私が聞いたら

「恐怖があるからいいんです。
 恐怖という感覚は、センサーです。
 恐怖心が湧きあがるから、慎重に確かめてみる。
 恐怖心って、生き抜くために備わった大切なセンサーだから
 もし山で恐怖心を感じなくなったら、それは死に直結するでしょうね」

たった一人で死の淵にいて、
中から湧き上がってきた恐怖を信頼し、命を預ける。

竹内さんのお話。

「雪山で寝たら死ぬなんてよくドラマとかで観るでしょ。
 「寝るんじゃない!」なんていうシーン。
 結果的にいうと、私は寝ましたが、死にません。
 というか、40時間以上も歩き続けて意識は朦朧とするなか、
 もう寝たいんですね。
 それで寝ようと思って座り込む。ウトウトっとする。
 だけど、寒くて、目が覚める。
 人間って、どんなに眠くても、寒かったら起きるんですね。
 それは、生きるという方向へ全部が向かっているから。
 生きるという方向へむかっていれば、雪山で寝ても死にません。
 なぜなら血液を温める為に体が勝手に振動するからです。
 ブルブルってふるえてそれで起きる。これの繰り返しです。

 生きるか死ぬかの分かれ道は、常に生きる方へ向かっているということ。
 だからもし、雪山で眠ってしまってそれでもう死んでしまったという場合は
 たぶんですが、それは死に向かっていった結果だと思います」

*************

人間って、すごい。

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